ボドゲ博事務局サイコロキネシスの中の人です。
あれから2週間が経過しました。今日は主催の立場からボドゲ博0.5を振り返ってみます。
元々は0.5なんて計画は何処にもありませんでした。あったのは2019年夏に北海道でゲムマもどきをやれたらいいなぁ——その程度の大雑把な計画、というより希望だけです。
そんな8月のある日——
「先行開催やってみない? ウチらのイベントの後に」
そんな申し出が、やわらか大作戦さまからあったのです。
しかし、その場で二つ返事をすることは出来ませんでした。
元々ゲムマもどきもノリと勢いで「やってみる?」程度に思っていただけでしたので、何とも及び腰です。
色々考えても明確な回答などは得られるはずも無く、「んじゃ、取り敢えずやってみっか」、と結局はノリと勢いでもチャレンジとなったのです。
これに伴い、北海道ボドゲ博とちゃんとした名前に改めることとなりました。
そして、やわらか大作戦さまと打ち合わせ。
「取り敢えず、15サークルくらい集まってもらえればいいのでは?」
「……無理ッス。いいとこ10じゃ?」
話し合いの末に10サークルの募集を呼び掛けてみようとなったのです。とは言え、私としてはそんなに集まるとは考えても居らず、「いーとこ道内で5サークルも集まってくれれば御の字だべ」、程度に思ってました。
今は夏場でも、開催は12月冬の北海道。しかも開催時間はたったの2時間半——道外からの参加は有り得ない——そう考えて募集をしたのです。
ところが、蓋を開けてびっくり。規定の10枠は受付〆切を待たずに埋まり、更には追加の出展申込を打診までされました。その上、参加サークルの半分以上が道外からの参加。
正直、ビビりまくりですよ。
こうなった以上は失敗は許されない。
実のところ、小樽市内でボドゲ会などの小さなイベントは主催したことはありますが、このような大きなものはやったことが無いので、右も左も分かりません。
困り果ててやわらか大作戦さまに加えて、ゲームマーケットに出展経験豊富なCygnusさまに色々と指南して戴き、準備を進めました。
ブースの広さや配置、出展に於ける約束事、時間配分……等など多岐に渡り、ちゃんと出来るのか不安は増すばかりでした。
そして迎えた当日、私は午後3時頃に会場入りしました。
先のイベントである、やわらか大作戦さまのゲームトレジャーが開催中でした。
会場は賑やかで、それを見ながら「ボドゲ博もこれくらい集まってくれればいいけどなぁ」と願っていたものです。
ゲームトレジャー終盤頃には出展サークルのみなさんも集まり始めてくれまして、控え場所代わりとなった廊下の端は、次第にボドゲ博の熱気を伴い始めていました。
ゲームトレジャー終幕→撤収
北海道ボドゲ博準備→搬入
さぁ、ここからが本番。廊下端に待機していた出展サークルのみなさんを会場に誘導し、設営です。
正直、ここから先はバタバタしていて、余り記憶がありません。
オタオタする主催を見事にカバーして尽力してくれたスタッフのみなさんを褒めることしか出来ません。
自らが考え、動く——理想的とも言えるスタッフでした。
会場の人口密度と熱気。
その凄さは上の画像を見て頂ければ、お分かりになるかと思います。
参加サークル12 総参加者数221名——
出来過ぎの結果です。北海道ボドゲ博0.5は大成功です!
今回の経験で、ある程度の自信もつきました。
これも全て、出展サークルのみなさんと来場下さったみなさんのお陰です。そして、完全なお上りさんだった私を支えてくれたスタッフには、感謝の言葉もございません。
本当にありがとうございました!
来夏の北海道ボドゲ博1.0にも御期待下さい。